とんでもない!

ハロジャニ兼ヲタの妄想とか。

二次ヲタだった私がモーニング娘。に出会った経緯

そもそもの話、私が幼少の頃はいわゆるモーニング娘。の黄金期だった。

歌番組を見れば大体出演していたし、購読していたなかよしでは娘。物語というマンガが連載されていた。
部屋に飾っていたカレンダーはミニモニ。だったし、初めて買ってもらったCDは松浦亜弥の『Yeah! めっちゃホリディ』だった。

Yeah! めっちゃホリディ

Yeah! めっちゃホリディ

ドルヲタになるのに相応しい環境は揃っていたのに、私はそこまでして「モーニング娘。好き!」という程ではなかった。
よく覚えてないけれど、流行っているから好きくらいの感覚だったのかもしれない。



転機が訪れたのは、某ゲームが好きな子が転校してきたときだ。
その子と仲良くなった私はその子の影響でネットというものを知り、そのゲームのことを調べまくり、二次創作のイラストや小説サイトを巡りに巡った。

楽しかった。
いま思うと、人が考えたものに触れるのが新鮮で楽しくてしょうがなかったのかもしれない。

ヲタクとして目覚めたのはここだった。
それからはMr.FULLSWINGテイルズシリーズ、おおきく振りかぶってコードギアスなどなど、とにかくたくさんの作品にハマりまくった。

私はハマった作品はずっと好きなままのタイプでこれらの作品はいまでも大好きである。
特にミスフルは私の中に根付きすぎていまでも不意にギャグを思い出してしまう。姉にしか通じないけど。*1

Mr.FULLSWING (1) (ジャンプ・コミックス)

Mr.FULLSWING (1) (ジャンプ・コミックス)

ニコニコ動画にも大変お世話になった。
特に某擬人化作品にはどっぷり浸かり、その作品の替え歌を歌う歌い手さんにもハマった。
どれくらいハマったかというと、その歌い手さんの生放送を見るくらいにはハマった。

ある日、いつものようにその歌い手さんの生放送を見ていると、ある動画が紹介された。
それこそ、モーニング娘。の『気まぐれプリンセス』だ。

モーニング娘。 『気まぐれプリンセス』 (MV) - YouTube

びっくりした。
え、これがいまのモーニング娘。??? 超キレイかっこいいほんとに???
みたいな気分だった。

思えば、アニメやマンガにハマってからというもの、モーニング娘。への興味はさっぱりなくなっていた。
モーニング娘。を見たのも、CDTVのランキングのコーナーで『なんちゃって恋愛』をなんとなしに見た以来だ。
CDの購入も『シャボン玉』で止まっている。

私は生放送を見終わると、YouTubeモーニング娘。のMVを漁った。もうほとんど衝動だった。
公式チャンネルがあるので、MVが発売順になっているのがありがたかった。

プラチナ期のMVをしこたま見て、コンサートの映像も見て、気付いたら私はモーニング娘。にハマっていた。

理由は2つ。
1つはパフォーマンスの精度の高さ。
そしてもう1つは亀井絵里さんの魅力だった。

にこにこしているときはかわいらしく、切なげな表情をしているときは守ってあげたい衝動に駆られるほど。
しかしトークとなるとふにゃふにゃしていて、ギャップが愛らしい。

何より、私は声が好きだ。
元々の声質なのかアイドルらしいかわいらしい歌声だけど、かっこいい曲だと力強くなる。
私が『愛しく苦しいこの夜に』を好むのは、えりりんのソロパートが多いことが理由の1つとして挙げられる。



モーニング娘。のファンになるとして、推しにするならえりりんだろうと思った。
しかし、少しだけ遅かった。

私がモーニング娘。を好きになったのは2010年12月下旬。
モーニング娘。コンサートツアー2010秋 ~ライバル サバイバル~ 亀井絵里ジュンジュン・リンリン卒業スペシャルが行われたのは2010年12月15日。

えりりんは卒業した直後だった。

脱力した。
ひょんなことから出会った素晴らしいアイドルはもう卒業してしまっていたのだ。
私はその事実が信じられなくて、YouTubeでプラチナ期のMVをひたすら見ていた。1回見たことがあるものも、何回も何回も。

そんなこんなで年が明け、私はいつものようにYouTubeでMVを見ていた。
と、関連動画に目を引くものがあった。
モーニング娘。9期メンバーのお披露目が行われたときの動画だった。
新メンバーオーディションをやっていたことを知っていたのかどうかすら覚えていないが、とにかく私は興味を惹かれてその動画を見た。

びっくりした。
9期メンバーは、みんな私より年下だった。

8期までのメンバーはみんな私よりも年上で、だからこんなかっこいいパフォーマンスが出来るんだよな〜〜〜と思っている節があった。
でも、9期はみんな年下。

この子たちがどう成長するんだろう。と思ったとき、いまで言うえりりんロスに陥っていた私はいなくなりました。



もう5年も前の話です。
プラチナ期のメンバーはもう在籍しておらず、9期は立派に成長してグループを引っ張り、そして巣立つメンバーもいる。

私の中で9期が特別なのは、そんな経緯があるからです。



そしてえりりんが特別なのもそんな理由から。
お誕生日おめでとう、えりりん

*1:土葬ですか? 火葬ですか?